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事業内容/実績平成31年度省エネルギー等に関する国際基準の獲得・普及促進事業委託費(鉄鋼省エネ技術の総合的評価に関する国際基準化)
発注者 | 経済産業省 産業技術環境局 |
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業務期間 | 2019年4月~2020年2月 |
世界最高水準の我が国の鉄鋼省エネ技術の普及を実現するためには、初期投資コストのみならず、長期的な費用対効果や環境保全効果の高い技術が選択されることを促進するよう、公平で国際的な指標が求められています。
本事業は、鉄鋼業向けの省エネ技術の導入にあたり、ライフサイクル全体での費用対効果を含めた総合的な投資判断に資する省エネ技術評価手法と、省エネ活動推進のガイダンスについて、国際標準化を行いました。新たな国際標準が世界で適用されることで、特に新興国において、エネルギーと製鉄資源の効率的活用が促進され、結果として世界規模の安定供給の実現に繋がることが期待されます。
当社は、本事業の統括として、インドやアセアン諸国の鉄鋼業を対象に、廃熱回収発電等の省エネ技術導入によるエネルギー・二酸化炭素削減効果の評価手法の国際標準化を進めています。具体的には、インド、アセアン諸国における鉄鋼分野の省エネ技術のニーズ把握と普及促進のための官民連携会合の事務局対応、現地製鉄所診断の調整、新規国際標準原案のとりまとめ等を行っています。