グループビジョン2030 100年企業に向けて

私たちは、創立から70年間、時代とともに複雑に変化する社会の課題に対して、
インフラエンジニアリングを核としたコンサルティングサービスを提供し、
新たな未来のため、よりよい社会を次世代に引き継ぐための価値や変革をもたらしてきました。
そして今、さまざまなリスクへの不安と、テクノロジーへの期待が入り混じる困難な時代に入っています。
私たちは、困難な時代だからこそ求められる存在となり、社会の持続可能な発展に貢献していきます。
それが私たちの使命であり、顧客やパートナー、従業員にも長期的な価値を生み出すからです。
私たちグループが強くなればなるほど、社会に力を与え、逆境を乗り越えていけると信じています。

VISION

技術の力を、未来の希望に

社会インフラサービスの先駆者となり、持続可能な世界へと導く

共創パートナー

1共創パートナー

私たちは、社会から問われる課題に向き合うだけでなく、自ら社会に問いかけ、新たな価値創造の先頭に立ち、各界から共創パートナーとして信頼される存在となります。

グローバル企業

2グローバル企業

世界の持続可能性の危機が目の前に迫り、その衝撃を身をもって感じている私たちだからこそ、日々の課題から世界と向き合い、世界とともに解決を目指すグローバル企業となります。

持続可能な世界

3持続可能な世界

私たちは社会からの期待と役割を背負い、建設コンサルタントの枠を越えた創造的思考と行動、革新的テクノロジーの力で、人間と自然が共生する持続可能な世界へと導きます。

※「技術の力」:パシフィックコンサルタンツグループの技術だけでなく、あらゆる技術の力、これからの技術革新の可能性を含む力

※「未来の希望」:自然災害やウイルスなど社会の不安や閉塞感に対し、技術の力を活かし、新たな希望や期待を社会に届ける

Policy

基本方針

新たなグループガバナンスの確立

新たなグループガバナンスの確立
  • 持続可能性を経営の中心に置き、不確実な変化や危機に対する予見、準備、対応、適応の力を高め、スピード感ある経営判断、大胆な経営戦略、実行性の担保ができる形態へと変革し、変化や危機に強い、新たなグループガバナンスを確立します。
  • グループの持続的成長に向けた事業戦略、M&Aやアライアンスなどを強力に推し進めるためのコーポレート機能を強化します。

エンジニアリングを核とした事業変革

エンジニアリングを核とした事業変革
  • グループの強みである「エンジニアリング」をすべての事業のベースとし、
    社会や顧客の高度かつ複雑なニーズに応えるため、分野横断・統合による本質的な価値創造を推進します。
  • 飛躍的に進化し、社会的な許容が進むテクノロジーとデジタルを、あらゆる事業で装備し、
    新たなビジネスモデルや生産性の高い業務プロセスへの変革を加速的に推進します。

グループとして成長、
業界の枠を超えて成長

グループとして成長、業界の枠を超えて成長グループとして成長、業界の枠を超えて成長
  • 「グループ会社の自立的成長がグループ全体を強くする」という原点に立ち返るとともに、グループ内の人材や資金の流動化、グループ組織の拡大や再編を推進し、グループとしての成長を実現します。
  • 分野横断・統合による本質的な価値創造は、異業種とのパートナーシップが不可欠となります。パートナーを先導的かつ包括的にマネジメントし、パートナーとともに成長を実現します。
Business

事業領域

インフラをはじめ、都市・建築、モビリティ、レジリエンス、エネルギー領域において、当社グループの事業の核であるインフラプロジェクト(コンサルティング)とインフラビジネス、デジタルソリューションを融合させ、
複雑な社会課題を解決する「社会インフラサービス事業」を展開していきます。

インフラ都市・建築
モビリティレジリエンスエネルギー
社会課題の
分析・発見

社会インフラサービス事業

  • インフラプロジェクト
  • インフラビジネス
  • デジタルソリューション

01

インフラ
プロジェクト

02

インフラ
ビジネス

03

デジタル
ソリューション

01インフラプロジェクト

※グループ事業の核(コア)であるコンサルティングサービス

  • インフラの調査・設計から施工、管理運営までの一連を、BIM/CIM等を用いてデジタルシフトし、より高度なエンジニアリングコンサルティングとプロジェクトマネジメントを提供する。
  • インフラや都市・建築空間を高精度で3次元化し、デジタルツイン(仮想空間上のシミュレーションなど)を用いて、大規模・複合プロジェクトや都市・地域のスマートなマネジメントを実現する。

02インフラビジネス

  • 民間によるインフラ事業への参画や投資ニーズに対し、PPP/PFIやコンセッションを通じて培った知識や経験を活かしながら、インフラ市場の深い洞察力をもった、インフラビジネスのコンサルティングを提供する。
  • 民間資金の活用と循環に向け、ファイナンスをはじめとした事業の目利き力、マネジメント力を強化し、官民連携のマッチングから事業化までをシームレスに支援する。

03デジタルソリューション

  • 国土や都市、インフラに関わるヒト・モノ・カネの多様なデータの分析・解析力を活かして、データを高付加価値化し、社会の隠れた需要や課題を顕在化させる。
  • 最適なビジネスソリューションを提供するため、事業パートナーのデータやシステムを最大限活用し、パートナーシップ型の新たなビジネスモデルを展開する。
当社グループは、2030年までに
売上高1,200億円以上、
営業利益率10%以上を目指します。
社会課題解決

SDGs

持続可能な社会へ

社会の発展をステークホルダーと共に実現し、持続的な成長を目指します。

安心・安全

インフラ老朽化
防衛・セキュリティ など

安心・安全

環境・循環

気候変動
資源枯渇 など

環境・循環

適応・回復

自然災害
ウイルス脅威 など

適応・回復

自立・競争

都市間競争
地方財政逼迫 など

自立・競争
Foundation

価値創造基盤

~実行機能の強化~

一人ひとりの「待遇」・「意識」・「能力」を向上させ、
ビジョン実現の原動力とします。

1
人材・組織
2
働き方・働きがい
3
業務プロセス
4
財務基盤・体質
高付加価値化

1人材・組織

人材・組織

成長の原動力となる人材・組織

  • 多様性の確保を通じたイノベーションの促進
  • プロジェクトやDXを牽引する人材の開発と獲得
  • 全体最適化を推進する「プロジェクト型」の業務遂行

2働き方・働きがい

働き方・働きがい

目標をやり遂げる意欲と責任
(エンゲージメント)

  • テレワークを組み入れた多様なワークスタイル
  • 新たな仕事への挑戦意欲を高める仕組み
  • 職務の明確化、成果や責任に応じた評価・報酬

3業務プロセス

業務プロセス

徹底的に磨かれた現場力

  • 競争優位を生む業務プロセス
  • デジタル活用による効率化、可視化、共有化
  • PDCAの好循環、柔軟な判断と迅速な行動(OODA)

4財務基盤・体質

変化や危機に対する強さ

  • 成長と安定を支えるバランスの取れた資本構成
  • 多様かつ柔軟な資金調達、キャッシュマネジメントの強化
  • 新たなビジネスモデルを見据えた事業投資マネジメント

行動指針

  • 常に挑戦し、高みを目指します
  • 先進的かつ革新的な価値を追求します
  • 互いを認め合い、高め合います
  • 誰に対しても誇れる行動をとります
グループビジョン2030 技術の力を、未来の希望に