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事業内容/実績渋谷区宮益坂におけるウォーカブルなまちづくりの実現に向けた段階的な取組
発注者 | 渋谷区 |
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業務期間 | 2016年4月~現在 |
路上駐車削減・歩行者空間創出にむけたこれまでの検討
昨今世界的に車中心から"人間中心"の空間実現に向けた街路空間の再構築・利活用(ウォーカブル化)が進み、渋谷駅周辺においても、上位計画に示される"だれもがめぐり歩いて楽しいまち"の実現を目指した取組が進められており、宮益坂を含む大山街道整備事業がその先行事業として進められています。
当社は、本事業に係る検討業務を受託し、主要な課題である路上駐車削減・歩行者空間創出に向けた社会実験等を実施しております。
第一段階として、交通実態調査から課題となっていた路上駐車削減に向け、荷捌き駐車削減に向けた社会実験を行いました。(図1)
また、第二段階として、一般車の路上駐車削減に向け、交通管理者と連携し、宮益坂に設置されているパーキング・チケットの駐車規制見直しを行いました。(図2)
その結果、道路空間における路上駐車は大きな削減効果が見られました。(図3)
図1
図2
図3
ウォーカブル化に向けた段階的な道路空間再編
上段の社会実験とあわせ、横断歩道直近の車道空間を仮設歩行者空間として再整備し、歩行者空間拡大をあわせて実現しています。(図4)
創出した空間は、歩行者のための休憩スペースとして活用する等、今後目指す将来像の検討や地域との共有のため、空間の使われ方もあわせて検討をしています。(図5)
今後は道路空間の設計を深度化し、宮益坂沿道では今後再開発も予定されていることから、道路空間のみならず民有地と一体となったウォーカブルな街づくりの実現に向け、渋谷区様のサポートを進めてまいります。
図4
図5
参考URL https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kankyo/douro_kasen/ooyam_hokou_zitugen.html