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事業内容/実績官民連携による中心市街地の活性化プロデュース(市内電車環状線化事業)
官民連携による中心市街地の活性化プロデュース(市内電車環状線化事業)
富山市では、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりを推進しており、富山港線のLRT化など公共交通の活性化に向けた取り組みが行われています。本事業は、中心市街地において既存の路面電車の軌道を延伸、接続することにより、環状化するものです。
本事業では、軌道の整備及び車両の購入に要する費用を公が負担し、運行は民間が行う「公設民営」方式を導入しており、路面電車事業では全国初の「上下分離方式」を実施しました。これにより民間(富山地方鉄道)は新たな設備投資がなく、費用を抑えた参入が可能となりました。富山市にとっては、民間活力を活用した環状線の運行によって中心市街地の活性化も実現できました。