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株式会社三英技研のグループ参入に関するお知らせ

2020年09月23日

 株式会社三英技研(広島県広島市)(以下、三英技研)が2020年6月19日より、弊社グループに加わりましたので、下記のとおりお知らせいたします。 これにより弊社は、IT・情報系ベンダーを有する先進的な建設コンサルタントグループとして、BIM/CIM活用のNo.1企業グループを目指してまいります。

1.株式取得の理由と参入による効果  
 三英技研は、創業以来、「3次元設計」という基本コンセプトをもとに道路設計3次元CADソフトを開発・販売してまいりました。また、CADソフトに加え、道路3次元情報の活用など、社会の新たなニーズへの対応に取り組んでおります。 これらの先端技術が、弊社の事業展開において重要な役割を果たすことができると考え、株式を取得することといたしました。

(1)BIM/CIM(道路分野)でのNo.1企業へ
 三英技研は、道路設計3次元CADソフト(STRAXcube)を開発・販売し、専門家の様々なニーズに対応可能な機能を充実させてまいりました。
 弊社は、時代の要請である設計・製図から施工、維持管理までの一連の生産性向上に貢献する、BIM/CIMのトータルシステム事業をグループとして展開し、道路分野におけるBIM/CIM活用のNo.1企業グループを目指してまいります。

(2)MMS活用による道路空間の高精度3次元化(フィジカル+サイバー空間)へ
 三英技研は、高精度かつ安定した測位を実現する移動式高精度3次元計測システムMMS(Mobile Mapping System)で計測した点群データ等から、白線・縁石・その他の道路施設を抽出し、道路空間を3次元化するソフトウェアを提供してまいりました。
 弊社は、高精度な道路空間3次元化モデルの構築、道路計画・設計・維持管理、システム開発、スマートシティ実現に向けた基盤への活用により、更なる高付加価値化を目指してまいります。

(3)自動運転時代における新たな社会インフラの提供へ
 高度な点群処理等による道路空間の3次元化の実現、自動運転地図データ(数式仮想軌道)による自動運転時代の社会インフラの構築を共同で推進するなど、新たな社会インフラサービスの提供をグループとして目指してまいります。

2.三英技研の概要

①商号 株式会社三英技研
②所在地 広島県広島市中区上幟町3番26号
③代表者 代表取締役 山本 真
④事業の内容 1.電子機器の製作及び販売
2.プログラムの作成及び販売
3.電子計算機による受託計算業務
4.土木関係コンサルタント
5.前各号に附帯する一切の業務
⑤資本金 8,500万円
⑥設立年月日 1976年(昭和51年)5月28日

                                                           以上