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こなんウルトラパワー株式会社が2017年度「新エネ大賞」財団会長賞を受賞

2018年03月07日

 この度、新エネルギー財団主催の「新エネ大賞」が発表され、「滋賀県湖南市」、「一般社団法人コナン市民共同発電所プロジェクト」、そして弊社子会社のパシフィックパワー株式会社が参画している「こなんウルトラパワー株式会社」の3者が新エネルギー財団会長賞(普及啓発活動部門)を受賞しました。

 今回の受賞は、市民、地元企業、行政が連携し、エネルギーと経済の循環による地域活性化の推進や地球温暖化防止への貢献等を基本方針として、それぞれの立場で再生可能エネルギーの普及啓発活動を進めている点が評価されたものです。

 こなんウルトラパワー株式会社は、2016年5月31日に湖南市、弊社子会社のパシフィックパワー株式会社および地元企業等の共同出資により、近畿で初めて官民連携で電力事業に取り組む株式会社として設立されました。
 湖南市では、電力自由化などの政策を活用し、この地域新電力の「こなんウルトラパワー株式会社」において、「コナン市民共同発電所」の電力買取価格を上乗せする等して地域への還元を図るとともに、電力の地産地消を実現しています。このように地域で連携を図ることで、さらに自立継続的に再生可能エネルギーの普及拡大を図っていくスキーム構築(再生可能エネルギー導入のスパイラルアップの仕組構築)につながっています。
 弊社は、今回の受賞により、自治体参画型の地域新電力がより注目を集めることを期待するとともに、今後ともこのような地域における活動主体に参画・支援していきます。湖南市をはじめ、多くの地域で再生可能エネルギーの推進、省エネルギー化、さらには地域におけるしごとの創出や雇用の確保などの面から地域活性化や地方創生に貢献していきます。

             表彰状授与                       プレゼンター及び受賞3者



                       新エネ導入のスパイラルアップの仕組み



          主な相乗効果
項目内容
地域還元 ・地域商品券での還元
・電力買取価格の上乗せ(発電事業者支援)
・新たな再エネ導入支援(資金の確保)
技術活用 ・計画・設計、評価などの技術ノウハウ活用
地産地消 ・消費者による地産電源の選択機会創出
・電力の地産地消の実現(出資満足度・意欲の向上)
普及啓発 ・市民・事業者への普及啓発