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平成25年度 土木学会田中賞を受賞しました

2014年06月09日

この度、弊社は「首都高速八重洲線 汐留高架橋」業務において平成25年度 土木学会 田中賞 作品部門を受賞しました。

 本橋は、東京都が整備する東京都市計画道路環状第2号線のトンネル構築に伴い橋脚基礎が支障となったため、首都高速八重洲線(汐留~神田橋)の汐留高架橋(昭和39年供用)の一部を架け替えたものです。また、交通量5万台/日の都市内大規模交差点上における首都高速道路本線の長期間(18カ月)通行止めを伴う架替工事であり、今後の大規模更新の先駆けとなるものです。架替えにあたっては、既設高架橋のうち4径間を改築対象とし、架替後に構築される環状2号線トンネルを跨ぐ3径間の橋梁へ改築しました。なお、交差する街路の建築限界および端部の既設橋脚へ影響を与えないよう中央径間は上下部一体の単純鋼床版ラーメン箱桁とし、端径間は単純鋼床版鈑桁および単純鋼床版箱桁としました。


◆橋梁の概要 首都高速八重洲線 汐留高架橋
企業者:東京都建設局、首都高速道路(株)
設計者:パシフィックコンサルタンツ(株)
施工者:(株)IHIインフラシステム、清水建設(株)
所在地:東京都中央区銀座八丁目
構造形式:上部構造:単純鋼床版箱桁+上下部一体鋼床版ラ−メン箱桁+単純鋼
床版鈑桁(計3径間) 下部構造:(橋脚)上下部一体鋼製ラ−メン橋脚、(基礎)場所打ち杭・RC分割フーチング
橋長:(内回り)93.547m、(外回り)101.056m