市民が快適で安心して利用でき、親しみと愛着を持てる健康増進施設

海老名市では海老名市市民活動推進条例等をもとに市民活動を支援する体制の一環として、ハード面からも支援できる拠点施設の整備事業を進めており、本施設は１期工事の交流施設に続く、２期工事の健康増進施設となります。

協働のまちづくりの拠点として、市民が快適で安心して利用でき、親しみと愛着を持てる施設となるよう設計を行いました。
当施設には３つのプール（競泳用プール、ウォーキングプール、リラクゼーションプール）、温浴施設、トレーニング施設、二つのアリーナなど、総合的に市民の健康増進に寄与できる施設構成となっています。プールについては照明に配慮し、全てを均等に明るくするのではなく、空間に明暗をつけ、落ち着きを持たせることで、リラクゼーション効果を高めた快適な空間としております。

２階のアリーナは大、小と２つあるため、意匠的に全く違うアリーナとして設計を行いました。
また、施設の顔でもあるエントランスロビーは「交流施設」と意匠を合わせ、天井、壁に再生木ルーバーを設け、「木」を基調とした安らぎのある空間としており、入口正面の壁には誘目性を高めるために、施設のイメージカラーでもあるブルーを採用し、インパクトのある意匠としております。

計画概要

・建築用途/体育館・スポーツ練習場
・建築構造/SRC造　一部RC造、S造
・建築規模/延べ面積：5,009.05㎡/建築面積：2,211.33㎡/地上3階・地下1階

関連リンク

・えびな市民活動センター　ビナスポ