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パシフィックコンサルタンツ株式会社（住所：東京都千代田区、代表取締役社長執行役員：大本 修）より、国土交通省が推進する産学官連携インフラ戦略推進プラットフォーム（Strategic Platform for Infrastructure Value Enhancement（以下、「SPIVE」という。））の「分析支援サポーター」に、3名の社員が選任されました。SPIVEは支援を希望する地方公共団体などの職員に対して、インフラ戦略推進サポーター（研修サポーター・分析支援サポーター）が研修および分析支援を行うことで、社会資本整備のストック効果を最大限高めることを目的としています。

当社からは、交通ネットワーク解析・交通行動分析、交通インフラの経済分析を専門とする社員3名が「分析支援サポーター」として選任されました。「分析支援サポーター」は、ストック効果分析を行うための分析手法や分析結果の示し方・解釈の仕方について、技術的なアドバイスを行います。

■選任された分析支援サポーター

和田 裕行（わだ ひろゆき）
所属：社会イノベーション事業本部 交通政策部
資格：技術士（建設-道路）
専門：都市インフラの経済分析、交通ネットワーク解析・交通行動分析、交通インフラの経済分析

上出 祐次（かみで ゆうじ）
所属：社会イノベーション事業本部 交通政策部 交通計画推進室
資格：技術士（建設-道路）
専門：交通ネットワーク解析・交通行動分析、交通インフラの経済分析

立澤 智春（たつざわ ちはる）
所属：社会イノベーション事業本部 交通政策部 交通戦略室
資格：技術士（建設-道路）
専門：交通ネットワーク解析・交通行動分析、交通インフラの経済分析

■SPIVE（スパイブ）とは
SPIVE（スパイブ）とは、社会資本整備のストック効果を最大限高めることを目的とした支援を行うプラットフォームです。産学官の連携により、「効果を出す」ためのストック効果の分析や、効果の最大化検討に関する人材育成と技術的助言を実施します。国土交通省が「インフラ戦略推進サポーター」を選任・公表し、地方公共団体などの職員を対象に支援を行います。「インフラ戦略推進サポーター」による支援は、「研修サポーター」と「分析支援サポーター」に分かれています。

詳細は、SPIVE（スパイブ）公式ウェブサイトをご覧ください。

社会インフラのストック効果は、整備された社会資本が機能することで、整備直後から継続的かつ中長期にわたって得られる効果です。耐震性の向上や水害リスクの低減といった「安全・安心効果」や、生活環境の改善やアメニティの向上といった「生活の質の向上効果」のほか、移動時間の短縮等による「生産性向上効果」といった社会のベースの生産性を高める効果があります。当社は、70年以上にわたり社会インフラ整備、および維持管理等に関する技術サービスを提供してきました。その経験や知見を活かし、地方公共団体などにおける主体的なストック効果分析やストック効果最大化に向けて貢献してまいります。

参考：
国土交通省・報道発表資料
「産学官連携インフラ戦略推進プラットフォーム」を設立します
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo24_hh_000001_00008.html

国土交通省
インフラストック効果
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/stock/stockeffect.html