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事業内容/実績中国TODプロジェクト

中国TODプロジェクト
  • 国土保全

  • 交通基盤

  • 都市・
    地域開発

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  • 上下水道・
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  • レジリエンス
  • エネルギー
  • その他
発注者 現地政府(深圳市、天津市)
業務期間 2019年11月 ~ 2020年6月

中国TODプロジェクト


経済成長、人口増加が続く中国では、高速鉄道や都市鉄道、地下鉄の整備が急ピッチで進められ、複数鉄道路線が集結する拠点駅を中心とした都市開発が多くの都市で進められております。中国ではTOD(Transit-Oriented Development : 公共交通指向型都市開発)への注目が高まっており、多くのTOD事例を有する我が国のノウハウへの期待が高くなっております。当社では、日本国内の多くのTOD関連業務の実績を活かして、中国にて実施された都市開発コンペに参画し、上位入賞を果たすなど、高い評価を得ております。

深セン市深セン北駅周辺地区TOD計画 国際コンペ優勝

深セン北駅は、高速鉄道、都市鉄道、地下鉄5路線が集結する巨大ターミナル駅であり、本案件は深セン市の北の玄関口にふさわしい都市デザインを提案するもので、当社、日本設計(幹事会社)、華汇(Huahui、深センの設計事務所)の3社JVで参加しました。
当社は交通計画、ランドスケープデザインを担当し、駅周辺エリアと周辺地域の一体感を創出できる交通、ランドスケープの提案をしました。AGT(Automated Guideway Transit)と呼ばれる無人・中量の軌道交通を提案し、緑地の分節化によるスケールダウンで緑地と軌道交通の三次元的な景観を創出しました。また、地下道路ネットワークの整備による地上道路の交通負荷の軽減、共同駐車場化による道路・駐車場混雑の平準化を提案しました。

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天津市5G住宅スマートシティ都市整備 国際コンペ準優勝

本案件は、IT企業が展開するデジタルプラットフォームと都市機能の連携による都市マネジメントの拡張性強化及びユーザーの利便性向上への寄与を目指し、天津市・静海区の16haの敷地に1,600戸の住宅地を整備し、エリア全体について5G技術を活用したスマートシティ計画であり、当社が幹事会社となり、現地の中国国際工程諮詢(中国国内の重要な建設プロジェクトの評価・判断および政府に助言を行う中国唯一の諮問機関)と一緒になり取り組みました。
政治の中心である天津市中心区、経済・貿易の中心である浜海新区に次ぐ第三の中核エリアとして、静海区のエリア価値向上を図る提案としました。豊かな居住空間の提供をテーマに《Yutori CITY》(中国語では《裕都丽城》="豊かでゆとりがあり美しい街"という意味)と題し、5G技術によって実現される「空間的な余裕」「時間的な余裕」「気持ちの余裕」をもったサスティナブルな健康スマートコミュニティをデザインしました。

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