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事業内容/実績現地踏査システム
ICTを活用して、現地踏査報告書作成を効率化します!
調査・設計の前段階において実施する現地踏査では、対象箇所の状況や課題を確認するために大量の写真を複数回に渡り撮影します。撮影した写真は、踏査結果がわかりやすいように、撮影位置や撮影方向、現場の概要・特徴などとともに任意の順番に番号を振って整理したうえで現地踏査報告書として取りまとめます。
これまでは、現地踏査時にデジタルカメラで撮影したのち、事務所に戻って写真の番号ふりや貼り付けなどの整理作業を行っていました。また、写真の撮影位置や撮影方向は、調査時に記録した帳票等から手作業で任意の地図上にプロットする作業が必要でした。さらに、追加調査が必要となった場合は、写真番号の振り直しや写真の貼り直しなどの手作業が発生し、報告書完成までに非常に多くの時間と多大な労力を要しました。
こうした現場の業務効率化を図るため、当社では、現地踏査システムを開発しました。
現地踏査システムは、スマートフォン等の端末にインストールして位置情報や写真を記録するアプリケーションと、記録した写真を管理して現地踏査報告書を作成するクラウドシステムの2つで構成されています。これにより、写真の撮影位置や撮影方向を自動で記録し、簡単に現地踏査報告書を作成できるようになりました。
写真の撮影位置や撮影方向を自動で記録し、整理します
現場ではスマホアプリで撮影を行い、端末に搭載されたGPSと磁気センサーから位置情報と撮影方向を自動的に記録します。また、写真ごとにメモや任意の情報を追加することができ、報告書作成時に必要な情報の多くを現場で容易に記録できる仕組みです。
現地踏査終了後、クラウドサーバにデータを送信することにより、必要な情報がすべてクラウドシステム上で同期されます。
現地踏査報告書を簡単に作成します
報告書は、パソコンのWEBブラウザからクラウドシステムにアクセスして作成します。使用する写真には、現場で取得した情報(位置や方向、任意情報)が記録されており、短時間かつ容易に報告書を作成できます。
さらに任意の台帳様式を選択して出力する機能や任意方向順に写真番号を自動で付番する機能など、現場のニーズに対応した機能を搭載し、各種業務の効率化を図っています。