ここから本文になります。

事業内容/実績柳島スポーツ公園PFI整備事業

柳島スポーツ公園PFI整備事業
  • 国土保全

  • 交通基盤

  • 都市・
    地域開発

  • 環境・
    エネルギー

  • 上下水道・
    資源循環

  • 建築

  • 地盤技術

  • 機械・電気

  • 公民連携

  • デジタル
    サービス

  • 国際事業

  • 研究開発

  • インフラ
  • 都市・建築
  • モビリティ
  • レジリエンス
  • エネルギー
  • その他
発注者 茅ヶ崎スマートウエルネスパーク株式会社
業務期間 事業期間(統括管理業務):2014年12月~2038年3月
設計・監理業務:2014年12月19日~2018年3月24日
維持管理・運営期間:2018年3月25日 ~2038年3月31日

柳島スポーツ公園は、PFI事業として国内初となる一体的に整備された本格的なスポーツ公園です。

当社は、設計・監理はもちろん、統括管理業務やSPC構成企業として事業参画し、事業開始から23年間、企画提案から一貫した理念【からだ・こころ・まちを元気にする公園】に基づき取り組んでいます。
また、地元企業が主体となる「地域主導型PFI事業」の担い手として、日頃の活動を通じて得た地域のスポーツニーズを、設計・建設・運営のあらゆる段階に反映した「地域の人のニーズで地域のために作り上げる公園づくり」を目指し、公園と建築、公共サービスと事業性といった異なる技術や要素を一体的に捉え、施設計画、配置計画を行いました。メイン施設となる競技場やテニスコートおよびクラブハウスを「柳島ストリート」と名付けた軸線で結び、隣接するコミュニティ広場とともにイベント開催などにも対応した公園全体の「センターコア」を形成しています。

「クラブハウス」は、公園全体の魅力や利用者の利便性を向上するため、公共施設(公園管理室等)と民間施設を合築した全国でも類をみない公園施設です。1階には公園の「顔」となる部分(管理諸室や会議室、シャワー室、更衣室等)を2階部分には、民間によるレストランやスタジオなどの自由提案施設を併設することで、様々な目的の利用者が、立ち寄り、ゆっくりと時間を過ごす場として、公園全体の魅力を高めています。また、2階部分は、湘南の地域性や雰囲気に溶け込む様に木造とし、全面ガラスの開口部と木デッキをつなげることで、湘南の風を感じ、競技場を見下ろせる空間としました。

「メインスタンド」は約1,300席を設け「茅ケ崎の海の波」をイメージした広い膜屋根と茅ケ崎の山(緑)柳島地域のお祭りカラー(オレンジ)湘南の海(青)の客席とすることで、地域にとって親しみのもてるデザインとしました。また、客席の1階と競技場レベルをフラットにすることで、競技者と観客の一体感を向上させ、臨場感あふれるスタンドとしました。

また、防災機能を充実させ、総合競技場のフィールドは災害時のヘリポートとして使用し避難者等を救援、クラブハウス棟の2階デッキとメインスタンド棟の最上部は、津波発生時の公園利用者の一時避難が可能な高さを確保、防災倉庫の設置や自家用発電、マンホールトイレを設置するなど設計に盛り込みました。

159_image3.jpg159_image4.jpg159_sub_12.jpg159_sub_65.jpg

関連リンク

・柳島スポーツ公園 ウェブサイト
・柳島スポーツ公園整備事業 事業概要