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事業内容/実績九州新幹線 新玉名駅
発注者 | 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構九州新幹線建設局 |
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業務期間 | 2006年4月~2008年2月 |
鉄道デザイン国際コンペティション「第11回ブルネル賞<2011>」を受賞
新玉名駅は在来線玉名駅の北東約3.5km の位置に計画された九州新幹線鹿児島ルートの新駅で、当社は基本設計及び実施設計を行いました。
①駅概要
本駅舎は2階に相対するホームを持つ約6000㎡のハイブリッド構造の駅舎です。ハイブリッド構造とは列車を支える部分のみを土木構造とし、それらを建築構造の外壁と屋根で取り囲むという駅舎の構造形式で、建築構造に作用する水平力をブレースを介して土木構造に負担させることで、自由度の高い外観が可能となります。
②デザイン
デザインコンセプトは「自然・光・リズム~森の中の駅~」。カーテンウォール部分に木立をイメージして鉄骨を木材で被覆した柱を並べるなど、仕上げに多くの木材を使用し、木に囲まれた空間を創り出しました。また、ハイブリッド構造の採用により、外壁柱と旅客上家を細いフレームでデザインしたことでスリムな構造体を実現し、見通しのよい空間を構築しています。
③受賞
本駅舎は、第11 回ブルネル賞<2011>にて全15 ヶ国の各国を代表する43 駅舎の中からブルネル奨励賞を獲得しました。