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事業内容/実績汐留地下歩道整備

汐留地下歩道整備
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発注者 東京都
業務期間 1998年10月~2003年3月

汐留地下歩道は、東京都の区画整理事業の一環で整備され、汐留再開発地の中心施設として、JR新橋駅、地下鉄汐留駅、ゆりかもめ新橋駅、汐留駅を結び、汐留地区の歩行者ネットワークの重要な機能を担っています。地下歩道(B1F、幅40m、面積約1万㎡)、地下車路 (B2F 1km)、および地域冷暖房やインフラ設備が収容される管路収容空間(B3F)が整備され、平成15年3月に全面開通しました。
さまざまな人の利用を想定し、ユニバーサルデザインの概念で設計を行っています。タイルの材質等にも配慮し、実際に福祉団体へ働きかけ、試歩行してもらいヒヤリング結果を反映しています。
また、全体的に明るい色調を採用し、光天井、光壁、光る床などをデザインに取り入れ、明るく開放的な地下環境を目指しました。サンクン広場に開放されていない部分には、街づくり協議会の要望により、植栽帯を設け環境の改善を図っています。

地下1階の地下歩道は、サンクン広場を通じて汐留の各街区や各建物を結びつける重要な拠点となることから、デザイン面や運用面などについて住民の代表である街づくり協議会との合意形成をとりながら事業が進められてきました。デザインテーマは、海辺の潮の満ち引きをテーマにした浮遊感のある環境デザインを目指しました。

当社としては、当時のトンネル部、道路部、施設部、建築部と部の枠組みを超えて、基本構想の段階から携わり、基本設計、実施設計、設計監理と総合的にコンサルタントとしての業務を行ってきました。
また、住民の意見を設計に取り入れるために、再開発地の街づくり協議会に参加し、街づくり協議会の店舗設計業務を行うなど東京都との橋わたしの役も行いました。

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