インフラプロジェクト

Producing The Shibuya

100年に一度の渋谷再生プロジェクトに挑む
さあ、渋谷の未来を描こう

Value Point自社研究施設【つくば技術研究センター】での水理実験

つくば技術研究センター

渋谷川の再生プラン検討の際には、実際に20分の1サイズの模型をつくり水理実験を行い、模型により洪水の流れ方を見て議論を深めながら、最適なプランをつくっていきました。実現性や有効性を確認しながらプランを磨き上げていくことで、最適な解を提案できる技術力は、自社研究施設を持つパシフィックコンサルタンツはならではの強みです。

つくば技術研究センターの特徴

敷地面積は22,000m2あり、直線延長が最大130mの河川模型等の実験装置を配置可能な屋外実験場、天候の影響を受けず、高い計測精度が求められるダム施設の実験や日射の影響を受けやすい実験も可能な屋内実験場のなどを有する施設です。水理模型実験のほか、環境分析、技術開発、教育や広報を目的とした河川や地形模型の設計・作成なども行っています。

Value Point~渋谷プロジェクトのノウハウは次の取り組みへ~歩行者シミュレーションやビッグデータ活用技術「全国うごき統計」

歩行者ネットワークの検討をはじめとする交通計画においては、実態を細かく調査し把握することが重要です。
その新たなツールとして、端末の位置情報データを活用した人流統計データを使用することで、人の移動に関する実態をより詳細に把握できるようになりました。

「全国うごき統計」の特徴

「全国うごき統計」は、パシフィックコンサルタンツが保有する都市計画や交通計画などの社会インフラに関する知見やノウハウと、ソフトバンクの携帯電話基地局のデータを基にした、数千万台の端末の位置情報データ(十分に匿名化したもの)を融合した人流統計データです。
位置情報データを、鉄道などの各種交通機関の利用状況や、各エリアにおける人口などの統計データと掛け合わせて、人の移動に関するデータを高い精度で全国約1.2億人の人口に拡大推計して提供します。

Value Pointパシフィックコンサルタンツが考える駅とまちをつなぐ
"開かれたTOD"とは

TOD(Transit Oriented Development)とは、自動車の利用に依存することなく、公共交通機関を前提にした都市開発を指すものです。
当社では、単なる駅の改良や駅前広場の整備、新しい高層ビルを整備するのではなく、その「まち」が抱える課題を解消し、更なる魅力を高めていけることを大切に考えながら、様々な駅でのプロジェクトに携わってきました。
誰にとっても居心地の良いウォーカブルな駅周辺の再整備。そんな空間づくりに、これからも取り組んでいきます。

駅まち再編~駅を動かす~

深セン北駅TOD都市計画コンペ

深セン北駅TOD都市計画コンペ

東京と同規模の中国の巨大都市、深セン市の北の玄関口であり、新幹線も停車する巨大なターミナル駅の拡張計画に関して、駅周辺地域の一体感を創出できる交通、ランドスケープを提案

新宿駅

新宿駅

新宿グランドターミナル周辺地域全体として質の高い国際交流拠点の形成を目指して、 世界一のターミナルにふさわしい人中心の駅前空間、歩行者ネットワークの拡充を検討

出典:第8回新宿の拠点再整備検討委員会資料

大宮駅

大宮駅

駅周辺街区のまちづくり、交通基盤整備及び駅機能の高度化を三位一体で推進する「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」の検討

出典:大宮駅グランドセントラルステーション化構想(概要版)

富山駅

富山駅

富山市の玄関として、新幹線や鉄道、LRT、バス、タクシー、自転車、徒歩といったさまざまな交通モードの乗換えがわかりやすくスムーズに行える機能性を確保するとともに、心地よく待ち時間を過ごせ、にぎわいのある風景が根付くよう自由通路や駅前広場にイベント空間を設置