俯瞰的な視点で
未来を創出

営業分野

原木 典子
Noriko Haraki

社会環境学部 社会環境学科
防災学専攻
2014年卒業

中学時代、防災教育のモデル校だったこともあり、「防災」に関心を抱くようになりました。 2011年、大学に進学する直前に、東日本大震災が発生しました。同6月にはボランティアで陸前高田市や大船渡市など岩手県を中心に現地入りし、壊滅的なまちの様子に衝撃を受けました。九死に一生を得ても、建物やライフラインの崩壊が、人の営みに多大な影響を与える様子を目の当たりにし、「災害に強いまちづくり」がとても重要であると再認識しました。大学では、災害被害をソフト的な視点から局所化出来る技法:DIG(災害図上訓練)の考案者である教授のゼミを選択。大きな地図を囲み、災害被害、適した対策をイメージし、シミュレーションを繰り返し、トレーニングするDIGでは、俯瞰的にまちを見て防災を考えることが出来ました。
また、有事の際に必要なのは、地域における“平時からの顔の見えるつながり”だと感じ、学生ボランティア団体を立ち上げました。地域の多様なボランティア活動で、人と人との橋渡しの重要性や難しさ、喜びを身をもって感じました。

防災に
街づくりの
視点を得る

就職活動では、「防災・まちづくり」をキーワードに、当初は行政とハウスメーカーをターゲットにしていました。しかし、大学で開催されたDIGのワークショップで、パシフィックコンサルタンツの防災危機管理部がファシリテーターを担い、「建設コンサルタント」という職業を初めて知りました。例えば、防災計画に沿ったまちづくりでは、その企画から調査、設計、施工管理、維持管理、また、市民の防災意識を促すための冊子・ポスター制作等にも、建設コンサルタントが関わっています。それは、「防災・まちづくり=行政の仕事」だと思っていた私にとって新たな発見でした。
その後、インターンシップを通じて、パシフィックコンサルタンツの業務の幅広さや自由な社風に惹かれて、「この会社で仕事がしたい。」と思い、入社しました。

現在、所属する営業部での私のミッションは、民間市場での幅広いコンサルティング、特に大規模修繕が緊急の課題である有料道路事業での受注獲得です。成熟した先進国では、税収は伸び悩み、どこも財政難に陥り、公共事業の縮小が避けられません。それ故、民間市場の開拓は必須です。先にお話ししたように、防災にまちづくりの視点を活かすことを大学時代に学んだ私にとって、現在携わっている「道を通す」事業は大きなやりがいがあります。当時、DIGで大きな地図を囲んでいた時と同じように、今でも脳内で大きな地図を広げています。道路は血管であり、そこから広がる世界は無限大です。

また、私たち営業の仕事は、モノを売ることではありません。何十年というスパンで社会の価値創造を先導する仕事です。
眼下に広がる世界は誰かが創造した賜物です。これらは時代の変遷とともに変化していきます。使う人が変わる、技術が変わる、常識が変わる、結果的に、求められる機能が変わる為です。
先導する為には、地道な積み重ねも必要です。世の中の動向や顧客ニーズを把握する。資料収集や整理は日常業務であり、完璧にこなして当たり前のものです。その上で、顧客と技術者をつなぎ、最大限の価値創造をすべく、フォローする。営業の仕事に終わりはありません。

営業の仕事は
長いスパンで
社会を変える

まだ営業職として配属されてから、1年程であり、毎日学ぶことばかりですが、日を重ねる毎に、パシフィックコンサルタンツの総合力と具現化力に驚かずにはいられません。それ故、「パシフィックコンサルタンツなら如何に応えるか」、常に自問自答しながら、お客様との会話を大切にしています。
今、改めて学生時代を振り返り、感じることは、「学生時代の多くの学びや活動が、生きている。」ということです。そして、生かせる会社を選んだという実感です。
パシフィックコンサルタンツは、分野を問わない“トータルソリューションカンパニー”です。
学生時代と変わったのは「まちの見方」。パシフィックコンサルタンツが関わった事業や、現在進行形の検討事業がまちに溢れていて、電車に乗るたびに、「あ!ここも!あそこも!」と心が躍ります。今、目の前に広がっている世界は、先輩方の創造力と具現化力の結果だと実感しています。 私も営業職として、パシフィックコンサルタンツで活動の幅を広げ、未来を創る仕事を先導し続けたいと思っています。

未来を創る
自分の使命を
意識する