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時間の有効活用で、 仕事と育児を両立

国土保全分野

河川部

蔡 媛宇

工学研究科 都市社会工学専攻 修了
2014年入社

国土保全分野のミッションとやりがい

災害に強い国づくりに貢献する

  • 水工と防災という2つの分野からアプローチします。
  • 水工分野では、治水、利水、流域マネジメント、河川・ダム・砂防、海岸・港湾などを行います。
  • 防災・危機管理分野では、自然災害に対するリスクの分析・評価や防災計画の策定、防災訓練等による検証などを行います。
  • 入社3年目ごろから自らお客様に説明する機会が増えます。最初は先輩社員からのフォローに頼っていた時期がありましたが、社内外の関係者との対話を積み重ねて、徐々に相手に納得してもらえる説明や提案ができるようになったとき、やりがいを感じました。
入社1年目のとき

ヒアリングからモデル構築まで幅広く経験

  • 大阪本社に勤務し、河道整備計画、河川事業に対する費用便益分析、氾濫解析、自治体の防災マップの作成など、河川計画・水防災の分野の中で幅広く業務を経験しました。
  • 印象に残るのは、大阪の河川の洪水氾濫解析業務です。地上で河川氾濫が発生した場合は、ゼロメートル地帯に広がる地下街や地下鉄といった大規模施設への氾濫流の流入による、浸水が懸念されています。私は担当技術者として地下施設管理者へのヒアリング、現地調査から地下施設モデルの構築及び浸水解析結果の図化までの一連の工程に携わりました。
  • 入社1年目から技術者としてプロジェクトに関わることができ、先輩社員や上司から様々なスキルを吸収して日々成長を感じていました。
これまでに経験したこと

複合的で大規模なプロジェクトは他分野との連携で

  • 入社3年目で長女を出産し、産休・育休を経て復帰。時短勤務制度や、娘が突然熱を出したときの看護休暇など、会社の制度を活用しながら業務に取り組んでいました。
  • 当時は、河川の大規模氾濫減災協議会に関する業務に携わり、例えば災害時の自治体と関係機関の役割について、「いつ」・「誰が」・「何を」を明確化した、多機関連携型タイムラインの検討を行いました。
  • 当社では、1つの分野で完結する業務だけでなく、規模の大きい複合的なプロジェクトが多くあります。私は、入社6年目のときに夫の勤務地に合わせて東京に異動し、流量観測業務やリアルタイム浸水予測システムの開発に携わることができたほか、他部門との連携業務に参加する機会も増えました。
  • 現在は、テレワーク制度を活用して業務にあたっています。テレワークの日こそ、オン・オフの切り替えを意識して、コミュニケーションをしっかりと取るよう心掛けています。

この記事は2021年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。