「釜石山田道路」の早期整備を目指し民間技術者チームとして活動
宮城県仙台市と青森県八戸市を結んで東北地方の沿岸を通る三陸沿岸道路(三陸道)は震災前から整備が進められていたが、一部が開通していただけだった。同じく沿岸部を通る国道45号は各地で津波の大きな被害を受けた。震災復興には三陸道の早期開通が欠かせなかった。概ね10年という異例のスピードでこの事業を進めるため、国は全国でも初となる事業促進PPPを導入。パシフィックコンサルタンツは、釜石山田工区で同業務を受注し早期整備に大きく貢献した。中心で活動した東北支社 東北交通基盤事業部 構造室の戸松周、同道路室の山蔭修、白石雅人、小山智広の4人が当時を振り返った。
旧北上川河口部復旧・復興事業
古くから旧北上川河口部を中心に川湊(かわみなと)として栄えてきた石巻市は、東日本大震災で甚大な被害を受けた。まちを津波や高潮、洪水の被害から守るためには、新たな堤防整備が欠かせない。しかし、無堤防であったからこそ水辺と一体で独自のにぎわいをつくってきたまちに、新たに堤防を設けるのは容易ではない。これまでの川と暮らしの親密な関係を維持しながらいかに市民の生命と財産を守る堤防を築くのか――難題に挑戦した旧北上川河口部復旧・復興事業にパシフィックコンサルタンツも深く関わった。中心で業務にあたった国土基盤事業本部 流域構造部・河川構造室の天田崇人と北海道支社 北海道国土基盤事業部・水工室の塚清仁が11年余りに及んだ業務を振り返った。
南三陸町「中橋」の設計
宮城県南三陸町の八幡川にかけられた中橋は、新市街地に整備された道の駅「さんさん南三陸」と川を挟んで対岸につくられた震災復興祈念公園をつなぐ人道橋として計画された。設計を担ったのはパシフィックコンサルタンツと隈研吾建築都市設計事務所のJV。隈事務所のイメージパースをもとに、パシフィックコンサルタンツが繊細な意匠と構造安全性を高いレベルで両立させ、町の復興のシンボルにふさわしい橋として設計とデザインを担当。2020年に竣工した中橋は、同年の土木学会田中賞を受賞している。管理技術者として設計業務を中心で担った交通基盤事業本部 構造部の齊藤展生に話を聞いた。
エリアレジリエンスとは?
2024年8月8日、宮崎県日向灘で発生したマグニチュード7.1の地震を受け、気象庁は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。「いつかくる」といわれている国難級の災害を改めて身近に感じた出来事でした。ひとたび巨大災害が発生すれば、行政の支援だけに頼ることはできません。そこで今注目されているのが、官民連携や企業間連携によるエリアレジリエンスです。デジタルサービス事業本部 防災事業部 流域防災事業室長の飯田進史にエリアレジリエンスとは何か、どのような準備が必要なのか、話を聞きました。
災害レジリエンスとは?
国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」が「災害に対するレジリエンスの強化」を謳って以来、レジリエンスが防災の重要なキーワードとなっています。従来の防災・減災の考え方を一歩前に進めたと言われるレジリエンスとは何であり、どうすれば実現できるのか、デジタルサービス事業本部 防災事業部 部長の伊藤孝司に話を聞きました。
災害廃棄物処理計画の策定と見直しのポイント
東日本大震災をきっかけに策定が義務づけられた「災害廃棄物処理計画」。市区町村の約80%、都道府県の100%で策定済みといわれていますが、処理計画をより実効性の高いものにするためには普段からの見直しが欠かせません。アップデートのポイントは何か、資源循環マネジメント部 地域環境整備室のチーフコンサルタントの上田淳也と同室の技師 野末浩佑に話を聞きました。
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