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NFTを活用した地域活性化への挑戦

~日本初 道の駅におけるNFTを活用した取組「こうらメイト」~

当社が指定管理者として運営する道の駅せせらぎの里こうら(滋賀県犬上郡甲良町国道307号沿い、以下「道の駅こうら」)は、NFTを活用したサービス『こうらメイト』を2023年4月27日より販売開始しました。道の駅におけるNFTを活用した取組として、日本初(※1)となる先進的な取組に挑戦しています。(※1)日本初:2023年4月27日時点 当社調べ

INDEX

道の駅×NFT。NFTって何?

「道路利用者の休憩の場」という機能をもつ道の駅。少子高齢化・人口減少が進む昨今の社会背景を踏まえ、地域の生活を支え、産業・農業振興、交流人口・関係人口創出、地域の魅力発信、災害時の拠り所といった多様な役割を求められる存在として、地方創生の拠点となることが期待されています。

道の駅こうらでは、 コンセプト『みんなで作ろう、道の駅こうら』を掲げています。直売所等での地元農産物の販売やオリジナル商品の開発・販売、コンセプトに基づいた地域住民と共同での什器づくりワークショップなどを実施しています。このように、道の駅=サービス提供者、来訪者=サービスの受け手という関係性に限定されない交流人口・関係人口創出の取組を行ってきました。

写真:道の駅こうら直売所
道の駅こうら直売所

写真:オリジナルビール
オリジナルビール

写真:ドッグラン
ドッグラン

一方でこうした取組を体験していただくには、道の駅こうらに実際に来訪いただく(=オンサイト)必要があります。
今後、道の駅こうらが更に地方創生の拠点、交流人口・関係人口創出の拠点として飛躍していくため、オンラインとオンサイトの垣根を超え、より魅力的な「道の駅」について共に考える「仲間」をつくることで、交流機会をより一層充実・強化していきたいと考えていました。
そこで私たちは昨今新聞やニュースで話題となっているNFT技術に着目しました。
そもそもNFTとは何でしょう?

NFTとは、Non-Fungible Token:非代替性トークンの略称で、個人のデジタルデータに固有のメタデータを付与することで、データの唯一性や希少性を証明できる技術です。
この特徴を活かしNFTをデジタル会員証として活用し、道の駅運営者や会員との間のオンラインとオンサイトの垣根を超えたコミュニケーションのきっかけを作る仕組みができるのではないかと考えました。
そうした多様なコミュニケーションは、持続可能な地域づくりを目指して私たちが実践している「まちづくり」や「地域経営」において必要不可欠です。

図:NFTとは

こうした考えの基、NFT技術を活用した『こうらメイト』サービスの販売に至りました。

『こうらメイト(=仲間)』と共に地域社会課題の解決を目指す新しい仕組み

「メイト」とは、チームメイト、クラスメイトにみられるような、「仲間」をイメージしています。『こうらメイト』では、道の駅運営者や仲間同士で気軽にコミュニケーションができる仕組みを用意しています。

『こうらメイト』となった方は、限定LINEオープンチャットの利用、こうらメイト限定イベントへの参加、道の駅で使えるLINEクーポンなどを利用することができます。各種サービスを通じて、『こうらメイト』の皆さんと一緒に、道の駅を拠点とした関係人口の創出、新たなローカル商品の創造・魅力向上等のアイデアを出し合い、実践することにより、地域課題の解決を目指します。

オンラインでも気軽に参加できるので、道の駅こうらをよく利用される方はもちろん、遠くにお住まいの方でも、スマホひとつで気軽に「道の駅を通じた地域づくり」に参加できます。

図:NFT×道の駅づくり『こうらメイト』の仕組み
NFT×道の駅づくり『こうらメイト』

2種類のこうらメイト「ノーマルタイプ」と「コンテンツタイプ」

第一弾として、「こうらメイト:ノーマルタイプ」と「こうらメイト:コンテンツタイプ」の2種類のサービスを販売します。
イラストは道の駅こうらの特徴であるドッグラン、地域を盛り上げるメイト(仲間)をイメージしたデザインとなっています。

写真:ノーマルタイプ NFTデザイン
ノーマルタイプ NFTデザイン

購入方法やこうらメイトサービスの利用方法などの詳細は以下のサイトをご確認ください。
専用note:https://note.com/koura_mate

図:こうらメイト(第一弾)の販売概要
こうらメイト(第一弾)の販売概要

「事業がわかるコンサルタント」としての新たな挑戦

当社は建設コンサルタントとして長年培ってきた都市・インフラのプロデュース力を活かし、「事業がわかるコンサルタント」として民間事業者の立場で公共施設の運営を通じた地域経営に携わっています。
また、近年急速に成長しているAI・IoT等の次世代システム・技術を施設運営へ積極的に導入することで持続可能な社会の実現を目指しています。

今回ご紹介した「こうらメイト」の取組はインフラビジネスとデジタルサービスを融合した新領域への挑戦であり、実際のフィールドにおける新技術を実装した、まさに当社の強みを活かした取組となっています。
今回の「こうらメイト」の発売は第一弾の企画にすぎません。私たちは今後も当社の強みを活かした新たな事業領域へ積極的に挑戦してまいります。

プロジェクト概要

名称:道の駅NFT「こうらメイト」

販売主体:パシフィックコンサルタンツ株式会社

販売場所:NFTstudio( https://nft-studio.com/ja/categories/koura

岡本 遥

Okamoto Haruka

パシフィックコンサルタンツ株式会社
サービスプロバイダー事業部
地域事業プロデユース室

鉄道系デベロッパーで企業保有地活用(CRE戦略)や市有地活用(PPP事業)業務等に従事後、2022年に当社へ入社。近年は、公園施設等の管理運営を含む業務開発、案件形成、マネジメント活動(市場開発)に従事。
「こうらメイト」プロジェクトを一貫して推進し、アート作成等を担当。若手社員を中心にゼロからプロジェクトを立上げ、企画から約9か月間の短期間で販売まで形にした。

信夫 あゆみ

Shinobu Ayumi

パシフィックコンサルタンツ株式会社
サービスプロバイダー事業部
地域経営推進室

2021年入社。道の駅の運営、地域事業者と連携した加工食品や旅行商品の開発、共同プロモーション等の地域経営の取組、都市計画に関する業務に従事。
「こうらメイト」プロジェクトを一貫して推進し、広報等を担当。若手社員を中心にゼロからプロジェクトを立上げ、企画から約9か月間の短期間で販売まで形にした。

Pacific Consultants Magazine

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