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2018.03.12

パシフィックコンサルタンツの未来プロデュース~お客様インタビュー~

お客様インタビュー:早稲田大学 キャンパス企画部

早稲田大学 キャンパス企画部 企画・建設課長 北野 寧彦氏

プロジェクトの入り口から発注できるのがいい

─パシフィックコンサルタンツは、7年以上にわたり、早稲田大学の種々の業務に携わってきました。最初の業務は2010年に、新校舎建設計画に伴い、ご相談を受けたのが始まりとのことですが、なぜパシフィックコンサルタンツを選ばれたのですか?

北野氏 早稲田大学では、キャンパス企画部に建築や電気設備、機械設備などの技術専門スタッフが12名おり、設計事務所や建設会社等と協働をしながらキャンパスづくりや運営・維持管理を行っています。しかし、マンパワーや専門性の関係から学生の行動調査・分析やシミュレーションを用いた検討までは内部でまかなえず、設計事務所も業務範囲外。建築を知らない一般の調査会社に出すこともできません。そこで建築分野にも精通し、公共事業では同様の分析に関して多くの実績を保有している建設コンサルタントに着目し、総合力のあるパシフィックコンサルタンツにお願いすることにしたのです。

─設計事務所や建設会社とは、どのような違いがありますか?

北野氏 設計事務所などに出すときには、ある程度、内部で仕様となる部分をつくっておく必要がありますが、パシフィックコンサルタンツには、それ以前の検討・計画段階、プロジェクトの入口から発注できるのがいいですね。何もない状態からスタートして、じゃあどうしようかと上流の検討を相談しながら依頼できる。計画や調査、建物の基本設計やシステム開発等、さまざまな専門家が揃っているので、幅広い業務を依頼できるのもありがたい。それが長いおつきあいにつながっている理由ですね。

議論を重ね、一緒に検討し、つくりあげていく

─施設の中長期維持保全計画の検討・実施を容易にするシステム開発も2011年にスタートして、完成間近です。

北野氏 早稲田大学には約370棟の建物があり、管理の難しさが課題でした。築年や面積、設備、改修時期や費用などの情報を一元管理し、可視化できるシステムがほしいと長年、願っていたのです。学内のシステム開発部門や、外部のIT会社に依頼することも考えましたが、建物管理の知識や視点がなければ、独自の状況を把握し、維持管理にかかる膨大なコストの最適化を図ろうとしている我々のニーズを十分には理解してもらえない。それらをわかった上で、一緒になって考えてくれるパートナーがいないかと考えた末、「パシフィックコンサルタンツなら」と。

─具体的な業務は、どのような形で進めていったのですか?

北野氏 発注したからといって、すべてお任せするのではなく、協働し、議論を重ねながら一緒に検討し、つくりあげていきます。内容や進捗にもよりますが、多いときは週1回、あるいは隔週に1回は大学に来ていただいて打ち合わせをしています。我々が検討した内容を、専門家にフィードバックしてもらい、大学施設の運営・管理の施策に繋げていくことができるので、助かっています。

─成果物はいかがでしたか?

北野氏 システム開発に関しては、我々が考えていたとおりに実現できたことがなにより嬉しいです。いつ、どのような修繕をしたか等、建物の履歴がすべてデータベース化され、検索・参照もしやすくなりました。 しかも、非常に使いやすい。既存の手続きに沿って、我々独自の工事の発注書類を作成するシステムと連動させているので、わざわざ別に入力する必要がなく、二度手間になりません。自分のPCから工事の発注のための稟議書を作成すると、そのデータが自動的に履歴として蓄積される仕組みです。 建物の築年数や面積、設備情報、改修時期、予算計上すべき費用などもまとめて管理できます。データも細かすぎず、必要なものだけをつかむことができるので管理しやすい。10年、20年先までの修繕計画や更新計画をシステム上で確認できると喜んでいます。 ほかにも、建物の基本設計やキャンパスの改修など、構想段階から大学側の目線で力を発揮していただき、非常に満足しています。

まだ気づいていない課題を先んじて見つけてほしい

─今後は、どのようなことを期待されていますか?

北野氏 早稲田大学は、15年後の2032年に創立150周年を迎えます。在学中の学生にとって最善であるよう改修しつつ、卒業生が懐かしさ、早稲田らしさを感じられるキャンパスであり続けたい。歴史の重みと最先端の教育研究施設を兼ね備えた姿を思い描いています。地域との共存共栄も理想です。早稲田キャンパスほど、周囲に多くの商店街がある大学も少ないですから。 理想を追求していく中で、我々がまだ気づいていないこと、考えが及んでいないことがあると思います。そうした課題を見つけて、どんどん提案してほしいです。

─本日はありがとうございました。

パシフィックコンサルタンツが手がけた主な業務

年代 内容
2010年 新校舎建設に伴う、設計計画・配置計画の妥当性の定量的評価(歩行者流動シミュレーション)/早稲田キャンパス、戸山キャンパスにおける学生行動調査(行動観測、移動経路調査)
2011年 中長期の施設維持保全のためのシステム構築検討
2012年 中長期の外構維持保全のためのシステム構築
2013年 戸山キャンパス新33号館新築に伴う細街路拡幅計画設計
2014年 西早稲田キャンパス中庭等改修に伴う設計/所沢キャンパス陸上競技場フィールド芝生張替工事に伴う設計/早稲田通り新教室棟(29号棟※右写真)建設に伴う基本計画・基本設計および発注支援
2015年 中長期維持保全計画システムにおける予算計画の精度向上業務
2016年 中長期維持保全計画システムにおける予算計画の精度向上業務/西早稲田キャンパス通路改修等実施設計
2017年 早稲田大学全5キャンパスにおける学生行動調査

早稲田通り新教室棟(29号棟)

早稲田大学理工キャンパス中庭

営業担当者

大学の価値を高めるために

営業・管理本部 戦略営業部 営業開発室
兼 大学支援室 前田 真帆子

いま、大学経営における戦略的な施設マネジメントが注目を集めています。施設の老朽化や施設の運用・管理に課題を抱える大学が多く、文部科学省も通達を出しました。私たち建設コンサルタントの強みは、インフラ整備から都市づくり、大型の建設プロジェクトなど、自治体とともに取り組んできた多くの実績があること。これまで培ってきた様々な分野における技術力や知識、経験は大学の課題に対しても、役立つはずだと自負しています。  早稲田大学は、いち早く建設コンサルタントに着目し、長いおつきあいをいただいているお客様です。これまでは施設の調査や計画づくり、設計業務を担ってきましたが、「大学と地域のあり方」「大学周辺のまちづくり」など、大学の地域貢献や周辺地域の活性化に繋がるような計画立案を行うのも私たちの得意分野。今後も幅広いご提案を通じ、大学の価値を高めていくお手伝いをしたいです。

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