2018.01.24
サラリーマン ロードレーサーが行く
交通政策部 栗栖嵩
(写真提供:Kensaku SAKAI(FABtroni+camera))
▲プロカテゴリのレースを走る栗栖(交通政策部)
パシフィックコンサルタンツ・交通政策部で働く、入社5年目の栗栖。平日は会社の自転車通勤制度を利用して会社に通い、国や地方自治体における「自転車の利用促進とまちづくり」や「自転車の安全政策」などを検討するエンジニア、そして休日にはサラリーマン・ロードレーサーに変身するのです。
2017年、栗栖は都内の老舗チーム「なるしまフレンドレーシングチーム」に所属して、自転車ロードレースのプロカテゴリレースに出場しました。7~9月に照準を合わせて、プロカテゴリ22レース中の4レースに出場しました。
◆チーム年間成績は14位を達成、翌年のプロカテゴリ残留も決定!
ロードレースにおいて個人の成績よりも重視されるのがチームの年間成績です。ロードレースはエースを勝たせるためにチーム全員でエースをアシストする団体競技だからです。また、チームが翌年もプロカテゴリに残るためには、チーム年間成績で上位15位以内に入る必要があるという重要な側面もあるためです。
「なるしまフレンドレーシングチーム」は、所属する選手全員がレース以外に本業を持つ社会人チームでありながら、当初目標である15位を上回る、14位(21チーム中)を達成し、素晴らしいシーズンを終えることができました。
◆個人成績は37位が最上位
一方、個人の成績としては、『みやだ高原ヒルクライム』の37位が最上位という結果でした。チーム成績に寄与するポイントを獲得するにはより上位に入る必要があったため、チーム成績への貢献という点では十分ではありませんでしたが、初めてのプロシーズンを終えることができました。
●1~2戦目:西日本ロードクラシック広島大会(7月1~2日)・・・・DNF(ラップアウト)
●3戦目:みやだ高原ヒルクライム(7月23日)・・・・37位
●4戦目:タイムトライアルチャンピオンシップ(7月23日)・・・・50位
それぞれのレースレポートは、自転車大国ベルギーの自転車メーカー「リドレー」のアンバサダーとして、下記のHPにもアップされていますので、よろしければご覧下さい
○西日本ロードクラシック レースレポート
http://www.jpsg.co.jp/serial/3464/?state=31
○みやだ高原ヒルクライム レースレポート
http://www.jpsg.co.jp/serial/3690/?state=31
○タイムトライアルチャンピオンシップ レースレポート
http://www.jpsg.co.jp/serial/3875/?state=31
▲西日本ロードクラシック広島大会
▲タイムトライアルチャンピオンシップ
◆国内のプロレース以外にもアマチュアの世界選手権にも出場
こうした国内のプロレース以外にも、UCIグランフォンドワールドシリーズと呼ばれるアマチュアロードレーサーの世界選手権にも出場しました。2017年8月にフランス南部の世界遺産の街「アルビ」で開催されたこの大会は、アマチュアとはいえ、元ツール・ド・フランス出場選手など強豪が集まるハイレベルな大会でした。
栗栖は序盤でクラッシュに巻き込まれ、残念ながら順位争いから脱落することとなったものの、年代別163位で/190人中で完走を果たしました!
▲フランス南部で行われたアマチュア世界選手権(UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップ)
◆2018年も同じチームでプロカテゴリレース出場を目指します!
栗栖は2018年も「なるしまフレンドレーシングチーム」に所属し、プロカテゴリレースを走る予定です!今年は選手が増えるため、チーム内でのレース出場枠争いが厳しくなっていきますが、結果を残せるよう頑張りたいと思います!と意気込みを語ってくれました。
▲なるしまフレンドレーシングチーム(JBCF HPより)
◆参考HP
○JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 HP
http://www.jbcf.or.jp/
おすすめ記事
-
技術レポート Vol.12マーケティングDXと新たなビッグデータの利活用 ~観光分野における実践~
2023.11.13
-
技術レポート Vol.11社会変化に応じた環境アセスメントの深度化と派生する新たなサービスの展開
2023.08.09
-
技術レポート Vol.10自治体新電力を核とした地域経営への展開
2023.04.28
-
2023.03.01
-
技術レポート Vol.8高台まちづくりによる拠点再構築に向けて
2022.12.14
-
技術レポート Vol.7携帯基地局ビッグデータに基づく「新たな移動データ」の作成とDXまちづくり
2022.09.12
-
技術レポート Vol.6民間企業のカーボンニュートラル実現にむけて
2022.06.27
-
技術レポート Vol.5官民連携による公共施設等でのPPAモデル
2022.04.13