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2017.12.06

あなたの知らないあの場所の『ヒミツ』橋編

橋に関する豆知識やマニアックなポイントを紹介

橋の計画から補修まで 培ったノウハウが生きる時

新設はもとより、老朽化した橋の点検・補修など、橋への関わり方が一層深く広くなっているパシフィックコンサルタンツ。ここでは、その大きさと美しさで、公共建造物の中でも、最も人を魅了してやまない「橋」について、興味深いウンチクや情報を紹介します。

橋は、その機能性、構造的美しさで多くの人を魅了しています。大きさやフォルムに取り憑かれ、橋を訪ねて全国行脚するマニアもいるとのことです。

その橋も、前回の東京オリンピックの1964年~1980年頃をピークに1万橋(年間)から、現在の1000橋弱と新設数は減少。一方で多くが老朽化し、建設50年超の橋は、2026年には全体の44%にもなると言われています。今後は、こうした橋の架替えや補修・補強件数が増えることが予想されます。

パシフィックコンサルタンツでは、これまで年間約100橋の詳細設計を行ってきました。近年では(仮称)富士川第一橋の設計、東京ゲートブリッジの側径間部の設計などがその代表です。培われた技術は、吊橋のケーブル理論を活かしたカヌー・スラロームに使用するゲートなどで応用されています。

橋の建設から架替え、維持管理、補修まで、あらゆる場面でのノウハウを持つパシフィックコンサルタンツには、公共インフラの老朽化対策で、ますます大きな貢献が期待されています。

こんなにある橋の種類

(1)2つ以上の支点上に水平に桁を架ける橋。(2)細長い金属部材を両端で三角形につないだ構造を繰り返す構造。東京ゲートブリッジなど。(3)斜めに伸びた多数のケーブルが荷重を支える。横浜ベイブリッジなど。(4)上向きのアーチを用いた橋で、大阪市の新木津川大橋は日本最長のアーチ橋。
(5)レインボーブリッジなど、ケーブルやロープで桁を吊り下げた橋。(6)低い主塔上端に繋いだケーブルを引っ張ることで、主塔付近の桁を曲げ上げたコンクリート桁橋。小田原ブルーウェイブリッジは世界初のエクストラド-ズド橋。

橋の両端には橋名板が掲示されていて、橋の名前が漢字で書かれている側が入口、ひらがなで書かれている側が出口となります。これは、路線を指定する際に、政令によって、必ず国道の始まりとなる起点(入口)と終わりとなる終点(出口)が定められているためです。

正式名称「東京港連絡橋」。パシフィックコンサルタンツが手がけたアンカレッジ部(橋台)は、吊橋のメインケーブルを固定するための、平面寸法が45m×70mの巨大なコンクリートブロック。メインケーブルの張力を自重で受け止める役割を持っています。

鳥取県と島根県境に架かる江島大橋(右)は、大きな船も通過できるように高さ約50mで設計され、「ベタ踏み坂」(急勾配でアクセルを踏み込むため)として有名。宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋(左)は、橋から見渡せる海が世界屈指の透明度を誇り、絶景と評判です。

隅田川に架かる6大橋とは、関東大震災の復興事業として架けられた相生橋・永代橋・清洲橋・蔵前橋・駒形橋・言問橋。外国人技師らと共に新技術を投入し、技術的にも工法的にも景観的にも高く評価され、土木史に刻まれるほど優秀な土木構造物と言われています。

REPORT

交通基盤事業本部 インフラエンジニアリング部 橋梁第一室・岩城 達思
約四半世紀、橋の設計一筋。携わった橋は50橋以上。2002年の道路橋示方書の執筆者に名を連ねる(現在は改訂)。

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