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2017.11.17

地域活性化への取り組み

パシフィックコンサルタンツの地域マネジメント

建設コンサルタントには行政機関から委託を受けて、都市・地域づくりの計画を行う役割があります。しかし、それだけでは地域のニーズを十分に満たしたとはいえません。社会サービスプロバイダをめざすパシフィックコンサルタンツは、いま自らがプレイヤーになることで、より深く地域活性を担おうとしています。

自然豊かな甲良町にとけこむ、居心地の良い道の駅。

事業主体者として「道の駅」に取り組む

直売所では地域の生産者さんが丹精込めて育てた新鮮野菜などが並んでいる。

エネルギー、地域価値創造、インフラ民営化、そしてウェルネスプロジェクトの4つの領域で、弊社自らが事業運営のプレイヤーとなる形での新事業が始まっています。
地域価値創造事業での最初のケースとして、まちから指定管理者として管理・運営を委託された「道の駅せせらぎの里こうら」。

弊社はこれまで全国の様々な場所で道の駅の計画づくりや運営アドバイスに関わってきました。今後、私たちが社会サービスプロバイダとして地域の経営に参画し、地域が抱える課題を解決する力を高めるためにも、実際に地域の中に入り、責任を持って事業を担うことが必要だと考えました。そこで、地域活性化の拠点となる道の駅の事業主体者として運営に関わる選択をしました。

「道の駅」には、地場産業の発展や地域住民と来街者の交流を促すことで、地域の活性化の拠点になるという機能があります。運営にあたっては、スタッフが常駐して販売マーケティングや地域の生産者とのミーティング、来街者へのアンケート等を重ねてニーズを把握したり、魅力的なイベントの企画・運営に取り組んでいます。
2015年11月には、地元食材を活かしたピザ店がオープン。付加価値の高いサービスの開発を進めています。

常駐するスタッフが地域住民や来街者を笑顔でお出迎え。 多目的広場では定期的にイベントを開催している。

■道の駅 せせらぎの里こうら
滋賀県甲良町の道の駅の指定管理者として、2015年4月から運営。販売マーケティングや、地域の生産者代表とのミーティング、来街者へのアンケートなどを重ね、リニューアルイベントを企画。地域農業の活性化のために、地元の食材を活かしたメニュー開発などにも取り組む。
●滋賀県犬上郡甲良町金屋1549-4
彦根市街から南に約10km、国道307号沿いの農村地帯に立地

太陽光発電で エネルギーの地産地消

約0.5MWの発電をしている茨城県つくば市内の「つくば技術研究センター」内発電所。

■つくば・西伊豆 太陽光発電
電力自由化の動きをにらみながら、発電子会社「(株)PE-TeRaS」と地域電力小売事業会社「パシフィックパワー(株)」を設立。つくば技術研究センターで約0.5MW、静岡県西伊豆町で約2.0MWの太陽光発電と売電を行うほか、電力を地産地消する地域循環型エネルギー事業をめざす。

静岡県西伊豆町の珪(けい)石の採掘跡地を利用した約30,000㎡の広大な発電所では、約2.0MWの発電を行っている。

地域企業と協業で 公園運営で地域活性化に貢献

本格的なテニスコートを準備中。元プロテニスプレイヤー主催のテニスクラブも参画予定。

■茅ヶ崎市柳島スポーツ公園(仮称)の運営
PFI事業の民間事業者として、地域の企業がコンソーシアムを組み、設計・統括管理・運営・維持管理にあたるSPCを設立、パシフィックコンサルタンツも出資。PFIに不慣れな地元企業へのアドバイスなどを行う。施設は2018年度内のオープン予定。

2018年に開園予定の茅ヶ崎市柳島スポーツ公園(仮称)の完成予想図。地元のサッカークラブ湘南ベルマーレの参画やフットサルコートの設置も予定されている。

Interview

事業マネジメント本部・事業開発部長
坂口 裕志

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