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事業内容/実績東京ゲートブリッジ設計プロジェクト
発注者 | 横浜港湾空港技術調査事務所 |
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業務期間 | 竣工年:2011年 |
平成23年度 土木学会田中賞受賞
東京ゲートブリッジアプローチ区間は、連続鋼床版箱桁であり中空RC式橋脚と剛結構造、基礎は鋼管矢板井筒基礎となっています。設計では、重交通に対する疲労耐久性向上やコスト縮減を目指し、計画の段階から技術委員会が設けられ、種々な検討が行なわれました。
設計の特徴として、上部工では橋梁用高降伏点鋼板BHS500の採用、鋼床版の疲労亀裂対策のためのトラフリブの改良、FEM解析を用いて応力照査をした設計、基礎では鋼管矢板井筒基礎のせん断耐力を向上させる縞鋼管高耐力継手の採用などがあります。東京ゲートブリッジは、これらの様々な新技術の検討、耐久性への配慮が今後の橋梁技術の発展に大きく寄与するものと考えられています。