ダム堤体法面における太陽光発電設備検討業務委託

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ダム堤体法面における太陽光発電設備検討業務委託

ご発注者名:兵庫県 企業庁

プロジェクト期間:平成24年~平成27年(権現ダム完成、神谷ダム工事中)

兵庫県が管理する神谷ダム、権現ダムを対象に、ダム下流法面を活用した太陽光発電開発の調査、計画、設計を行うとともに、太陽光発電パネルによる周辺家屋などへの反射障害の検討を行いました。ダム堤体や戦記設備の管理上の課題やダム堤体の構造上の課題について解決策を提案し、河川管理者である国土交通省近畿地方整備局との協議だけでなく、住民の方への説明も行いました。

ダム堤体法面を活用したメガソーラー事業は、通常ダムの貯水機能に加え、メガソーラーとしての機能を堤体に持たせるという全国初の事業である。
本事業の対象である神谷ダム、権現ダムは、堤体の下流面が南側斜面であり、堤体の法勾配が太陽光のエネルギーを効率良く受けられる22゜~26゜と、高効率の発電条件が備わっていた。
また、ダム堤体下流面に設置されているリップラップを活用し、太陽光パネルの架台をアンカーで直接固定することで、コスト縮減を図った。
神谷ダムの最大出力は3,000kW、年間の発電電力量は330万kWh、権現ダムの最大出力は1,700kW、年間の発電電力量は184万kWhと、両ダムを合わせると一般家庭の1500世帯が1年間に使用する電力を賄える。