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事業内容/実績災害対応を支援する『防災情報共有化システム』
発注者 | 国土交通省 北陸地方整備局 北陸技術事務所 |
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業務期間 | 2006年4月~2021年3月 |
防災情報共有化システム
災害発生時における防災関連情報の迅速な収集と一元管理を目的とした『防災情報共有化システム』について、システムで取り扱うべき情報項目および機能を検討、システムの設計および構築、運用保守を当社にて実施しました。本システムは大規模な地震や豪雨時など実際の災害時に活用され、効果を発揮しています。
本システムでは、リアルタイムに収集される防災関連情報をWebGIS(地図)や一覧表形式で表示することで、被害状況を空間的かつ俯瞰的に捉える、各種防災情報を時系列として確認できるなど、災害時において迅速かつ適切な意思決定を支援するためのシステム機能が備わっています。
機能①:防災体制情報、時系列情報の登録・共有
職員PCブラウザより、防災体制情報および時系列情報を登録し、一覧表にて共有する機能。登録情報を基に帳票を自動生成するなど、作業支援機能を有する。
機能②:スマートフォンを利用した現場情報の登録・共有
スマートフォンアプリにより、現場にて確認した被災状況を本システムへ登録する機能。タッチ操作のみで登録が可能、GPSを利用した自動位置情報登録など、登録時にかかる操作負荷を可能な限り軽減。
機能③:各種センサー情報の自動収集および利活用
各種センサー情報の表示および災害発生後に通行可能な道路(通れるマップ)を自動生成する機能。職員による情報修正も可能。
機能④:Lアラートを利用した、自治体情報の自動収集および利活用
Lアラート(一般財団法人マルチメディア振興センター)と連携し、自治体情報(防災体制、避難情報、被害情報等)をリアルタイムに自動収集および表示する機能。