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1に触れて、 100を語れ!

国土保全分野

防災危機管理部

飯田 進史

工学部 建設工学学科 卒業
1999年入社

国土保全分野のミッション

異常気象に負けない国の土台作り

  • 当社では、水工と防災という2つの分野から、だれもが安心して暮らせる土台づくりにアプローチしています。
  • 東日本大震災に伴う津波災害やフィリピンの台風ヨランダ、2018年に発生した西日本豪雨など、これまでの想定を超えるような水災害に対しての危機管理対策を得意としています。
    防災ワークショップではシミュレーションやVR、立体模型を活用して、わかりやすく伝えています。
  • 様々な価値観をもつ人たちが協力し、地域の強靭化に向けて1つのベクトルを形成することは、たやすいことではありませんが、そこに私たちコンサルタントの存在価値があります。
手がけた仕事

公共向けのノウハウを民間に役立てる

  • もしも今、ゲリラ豪雨で近所の川の水があふれ、洪水になったら、どんな対応をとりますか? まだ自分の身に起こっていないことを想像し、その先の行動を考えるのは難しいですよね。
    これまで私は、大規模な水災害が発生することを前提とした多機関連携型の防災行動計画策定や、国土交通省河川事務所の防災業務支援、ゲリラ豪雨に悩まされないようにリアルタイムで浸水予測情報を配信する社会実験、フィリピンの国家災害対応計画策定の技術協力など主に公共向けの仕事に携わりました。
  • 最近はそのノウハウを民間事業者や一般向けにも提供できないかと考え、商業施設や要配慮者施設向けの水害リスク診断サービスや、一般向けの土砂災害危険情報サービスとそのモバイルアプリ開発をはじめたところです。
仕事上での心がけ

相手の仕事の先の先まで考える

  • 自分の仕事でなく、相手の仕事をすることです。
    例えば、クライアントの担当者から資料作成を依頼されたとします。私は、「だれにどのような場面で説明する予定なのか」を確認します。「課長が地域企業に対して水害危険度と自衛水防の重要性を説明する」ために使うことがわかれば、最初からその工夫ができる、ということです。
  • 「1に触れて10を知り、100を語る」。限られた時間に少ない情報から自分の技術や知見をもとに10を理解する。さらに、10知りえたことを自分の言葉で相手の興味と比較しながら語ることで100伝わる。限られた機会から最大限のパフォーマンスを発揮すること、その努力を続けることがプロフェッショナルだと考えています。

この記事は2018年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。