日本初の
スキームを提案!

公共経営分野

楢原 圭紘
Yoshihiro Narahara

環境情報学部 環境情報学科
環境デザイン専攻
2011年度卒業

学生時代は、建築設計の研究室に所属していました。中国四川大地震の被災地で、仮設の建設プロジェクトに関わったり、コンゴ民主共和国で学校建設のプロジェクトを体験したりしました。いずれもセルフビルドによるものであり、「現地の技術・材料・労働力でつくる」が基本コンセプトだったので、自分が主体となり現地の多くの関係者と調整を重ね、一つのものを作り上げました。プロジェクトを成功に導いたとき、大きな喜びとともに、このプロセスに面白みとやりがいを感じ、将来の仕事にしたいという思いが生まれました。そこで、スケールの大きい開発プロジェクトに携われる仕事をリサーチした結果、建設コンサルタントという職業にたどり着き、中でも総合コンサルのパイオニアとして国内外で公共事業や公共サービスに対して豊富な実績を持つパシフィックコンサルタンツを大本命に就職活動に臨みました。

スケールの
大きい開発に
取り組みたい

私が所属するPPPマネジメント部の使命は、官民連携プロジェクトの推進です。国や地方公共団体などが、公共施設を整備・運営する場合や、公有地活用事業を実施するにあたり、PFI・PPPといった官民連携手法を活用できないかを調査することからはじまります。具体的には、導入可能性調査といった事業化支援業務から、実際に事業を行う民間企業の選定、契約を支援する選定アドバイザリー業務、事業化後のモニタリングまで、トータルに関わることになります。
入社当初は主に廃棄物処理施設や給食センターなどを扱う業務に携わっていました。入社5年目で、主にコンベンション施設や駐車場等の収益型事業や公有地活用に携わるようになりました。施設の種類によって、収益構造や法規制、官民リスク分担などの事業スキームが大きく異なりますが、総合力を強みとしたパシフィックコンサルタンツであれば、社内の各専門技術部門と連携しながら進めることができます。私自身、勉強しなければならないことは多いですが、幅の広いものの見方が養えてやりがいがあります。
今、携わっている業務に、産業廃棄物最終処分場のPFI事業がありますが、実は産業廃棄物最終処分場にPFIを適用した事例としては、日本初となります。直近では「選定アドバイザリー業務」を行っています。具体的には、この事業に参画したい民間企業を公募する際の公募資料の作成とその選定を支援する業務です。公募資料は一度公告されると条件の変更が容易ではありません。先例がないため、事前に十分な法規制の確認や、官と民のニーズ調整プロセスを取り入れるなど、日本初の事業スキームの構築に心血を注ぎました。

日本初となる
PFI事業に
心血を注ぐ

社内の雰囲気は、非常に風通しがよく、自ら手を挙げればやらせてくれる風土があると思います。私の業務にとってコミュニケーション能力は非常に重要なスキルですが、先輩や上司から学ぶことが多いですね。前例がない事業を推進するためには、多くの方々との調整の積み重ねが必要です。その際、「いかに当事者意識を持てるか」「自分ゴトとして捉えられるか」という基本的な姿勢がなにより大事だと学びました。その上で、これまでにない独自性のある提案ができた時はこの上ない喜びがあります。そういった経験はまだ数えるほどしかありませんが、増やしていきたいです。
今後の目標としては、これからも先行事例がない先導的案件で日本初となる事業スキームを提案し、官民連携事業を推進していくこと、そして、公共側のアドバイザー経験を活かして、民間側で実際に事業を実施するプレイヤーとしてプロジェクトマネージャーになりたいです。

先行事例の
ない案件に
挑戦したい